コード進行

【かっこいいコード進行】2ステップできるセカンダリードミナント

かっこいいコード進行が知りたい!

セカンダリードミナントっていまいちよくわかんないけど、とりあえず使い方が知りたい!

今回はこのような要望にお答えする内容です。

Production Music Live.comによる「セカンダリードミナントの使い方」の解説をまとめました。

セカンダリードミナントについて、まだよくわからない方でも大丈夫!

たったの2ステップでできますので、ぜひ今日からご自身の楽曲に取り入れてみてください!

はじめに

セカンダリードミナントを使うと、つまらない・普通すぎるコード進行を、一気にかっこよくすることができます!

方法はカンタンで、たったの2ステップです。

今回は、Cm - Eb - Ab - Fmというコード進行に、セカンダリードミナントを取り入れる例をご紹介します。

セカンダリードミナントの作り方1.対象のコードを決める

まずは、どのコードに対してセカンダリードミナントを使いたいかを決めましょう。

今回は「Cm - Eb - Ab - Fm」というコード進行のうち、Ebに対してのセカンダリードミナントを作っていきます。

つまり、Ebの前に「セカンダリードミナントコード」を入れます。

セカンダリードミナントの作り方2.5thの音がルート音となるメジャーコードを作る

次は、そのコードのルート音から見て5thの音がルート音となるメジャーコードを作り、そのコードの前に入れます。

今回はEbメジャーコードに対してセカンダリードミナントコードを作りますので、ルート音であるEbから見て5th…つまり5つ上のBbが当てはまります。

プラス、これをメジャーコードにするので、Bbメジャーコードが「セカンダリードミナントコード」になります。

結果、コード進行はこのようになります。

Cm - Bb Eb - Ab - Fm

セカンダリードミナントを作るときの注意点

セカンダリードミナントコードを作るときは、曲のスケールにあるフラットやシャープは無視して、「メジャーコード」で作ってください。

たとえばセカンダリードミナントがEメジャーコード(E G# B)になった場合、「曲のスケール音にG#は入ってないんだけど…」という場合でも、Eメジャーコードをセカンダリードミナントとして使ってOKです。

逆にスケール(ダイアトニックコード)にはない音やコードを使うことで、コード進行に新しいスパイスを加えることができるのです。

セカンダリードミナント:別の例

それでは練習として、コード進行の最後の小節にもセカンダリードミナントを入れてみましょう。

今回のコード進行は「Cm - Eb - Ab - Fm」のループですので、4小節目のFmの小節には、次の小節(つまり1小節目)と同じ「Cm」に対してのセカンダリードミナントコードを入れてみます。

「Cmに対して」ですので、Cから5つ上のGをルート音としたメジャーコード…Gメジャーコードが、Fmの次・Cmの前に入ります。

Cm - Bb Eb - Ab - Fm G

プラス、セカンダリードミナントコードに7thをつけたり、ボイシング(コード音の順番)を変えたりしてみると、さらにかっこよくなります。

ぜひお試しください。

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