音楽制作で重要な3つのTips ~音楽理論編 Part2~【海外プロが教える!】
10年近く海外で活躍する音楽プロデューサーが、音楽制作で使えるTipsを紹介してくれるこのシリーズ。
今回はDAWでの音楽制作における「音楽理論編Part2」です。
「3連」「スウィング」について中心に話してくれました。
この2つについていまいち理解ができていない方、作った曲のグルーヴ感がつまらなくなってしまう方は必見の内容です!
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1. 通常の4/4拍子における、3連と4連(16分音符)の違いを学ぼう
今まで、ビートやメロディーがよりバウンス(跳ねる)ような感じのする曲を聞いたことがありますか?
これは3連で演奏されています。
簡単に言うと、3連をベースに曲(もしくは曲の一部)やメロディーを作ると、1小節を均等に分けた時に通常4つ音が入るスペースを、均等に3つに分割し、そこにメロディーを当てはめていく、ということです。
3/4拍子と似た感じになりますが、3連はEDMでは3/4拍子よりもよく使われています。
3/4拍子にするとドラムパターンが変わってきてしまい、またクラブで流す時に、他の楽曲と曲のつなぎ目がうまく合わなくなるからですね。
ここはご自身でも調べてみて下さい。
テクニカルな面で言うと、多くのDAWにはピアノロールに「グリッド」が付いています。グリッドメニューから3/1や1/6の項目を探してみてください。
2. 「スウィング」とは何か、また適切な使い方を学ぼう
これに関してのエキスパートではないのですが、スウィングは固くロボットっぽい感じではなく、楽曲をより生き生きと、生演奏のような感じにする効果があります。
このアイデアはビートや音のスタート時間を変え、他のビートや音との距離を縮めることになります。
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3. その他知っておくべき音楽的なこと
アルペジオ、ポルタメント、トレモロ、レガート、スタッカートなど..ぜひご自身で調べてみてください。
まとめ
今回は主に「スイング」「3連」についての解説でした。曲のグルーヴ感を左右する重要な項目でしたので、ぜひ理解を深め、楽曲に応用してみましょう。
音楽理論をより学びたい方には、こちらがおすすめです。
一度学ぼうとして挫折してしまった方も、この本なら大丈夫です!
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