今回は、GQの人気シリーズ「Actually Me」のMartin Garrix編をまとめました。
この記事ではそのうち、具体的な音楽制作に関わる部分をまとめています。
彼のアーティストとしてのアイデンティティに関わるものは、こちらの「アイデンティティ編」でまとめています。
GQの「Actually Me」は、アーティスト本人がTwitter、Instagram、Quora、YouTube、Reddit、Yahooでアカウントを作り、自らファンからの質問に答えるというもの。
(Redditは海外版2ch、Quoraは海外版知恵袋のようなサイトです)
ちなみに、Wikipediaに掲載されている情報が本当かどうかもチェックしている場面もあります!
2018年時点での回答ですが、DTMerとして勉強になる部分がたくさんありますので、ぜひご覧ください!
1.Martin Garrixはどのソフト(DAW)を使ってる?
FL Studioと、レコーディング用にPro Toolsを使っています。
FL Studioはまさに僕の脳の延長線みたいなものです。
アイデアを考えるのに30秒ぐらいかかるから、思いついたアイデアはDAWに落とし込みます。
もしそのサウンドがよくなくても、アイデアはもうDAW上に打ち込んであるので、その後ブラッシュアップしていきます。
2. サビ(ドロップ)をよりハードに、大きく聞かせるコツはありますか?
レイヤーをたくさんします。
曲においては、ミックスダウンが一番大事。
マスターに何も挿さなくてもサウンドがパーフェクトになっているようにしたいんです。
もしそのサウンドがイカしてたり、ハードだったり、ビッグだったりしたら、マスターにコンプレッサーを使い始めます。
こうすると、さらにパンチのあるサウンドになります。
3.Martin Garrixはどんなジャンルの曲を作ってる?
わからないな…作りたい曲を作っているだけなんだ。
僕でさえも、僕が何を作ってるかよくわからないです。
「Garrix Music」を作っている、と言えるでしょうか…
4.なぜMartin GarrixはWindows Vistaを使っているの?
僕はFL Studioを使っていますが、FLはWindowsでしか動かないし、Vistaの方が好きです。
FLはMac版も出ていますが、ベータ版テスターをやったときは...いまいちしっくりきませんでした。
Windowsの方が好きです。
5.誰と一番楽曲制作をしていますか?
僕はPharrellが大好きです。
声は最高だし、最高のプロデューサーでもあります。
でも、彼は人間としても最高なんです。
彼が周りの人に与えるエネルギーは、すごく刺激になります。
いつもスタジオセッションの後の曲がどうなるか楽しみだし、すごく興奮します!
6. Martin Garrixはどうやって有名になったの?
ただ音楽をやって、寝室で曲を作っていただけです。
最初のヒット曲「Animals」も、実家の寝室で作りました。
2012年(当時15歳)のMartinの自宅スタジオ
15〜16歳ぐらいだったと思いますが、この曲が爆発的に広がって…驚きました。
どうやって有名になったかはよくわからないですが、その曲を気に入ってくれたので、それはよかったと思います。
7.「High On Life」にMartinの声は入っている?2:40~から入っているように聞こえるのですが...
僕の声は入っていません。
でも、よく聞いていると僕が何かを言っているように聞こえることもあります。
この曲にはありませんが、こういった場合は「レンダリングミス」です。
ミックスをして各ステムをバウンスしたときに見つけることがあります。
ステム:楽器ごとの個別データ・パラデータのこと。
バウンス:曲のデータをwavなどのオーディオファイルに変換する作業
本当にささいな音ですが、誰もこのミスに気づかないことを祈ります…
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