今回は、Kohlekeller Studioが解説する「メタルドラムのミキシングテクニック」をまとめました。
こちらでは「リバーブ編」として、ドラムのリバーブに関するミキシングテクニックを解説しています。
動画内では、オーストラリア系フランス人によるデスメタルバンド「Monument Of Misanthrophy」の楽曲「Exeptionally Sandistic」で実際に使われたミキシングテクニックを、ミックスを担当した本人が惜しみなく公開しています。
楽曲はこちら↓
ドラムサウンドをチェック
この楽曲のドラムをソロで聞くと、このようになります↓
それでは、リバーブのミックスについて詳しく解説していきます。
はじめに
これまでのシンバル編やスネア編でお気づきになった方もいると思いますが、今回はドラムに対してリバーブを使っています。
今回は2種類のリバーブを使用していますので、それぞれ解説していきます。
ルームリバーブのミックスの仕方
まず1つ目は、ルームリバーブです。
「drumverb」という名前でリバーブのAUXを作り、audio ease社の「Altiverb」を使ってルームリバーブを作っています。
こちらはスネア、タム、オーバーヘッドに対して使っています。
※動画内ではこの時点で「キックには使っていない」と解説していますが、「キック編」での解説の通り、後ほどキックにもこちらのリバーブを使っていることが判明します
それでは、リバーブをかけたときとOFFにしたときで聞き比べてみましょう。
スネア・タム用のプレートリバーブのミックスの仕方
次は、スネアとタム専用のリバーブです。
「SD Verb」という名前で、soundtoys社の「Little Plate」を使い、ドラマティックな音を作るためのプレートリバーブを作っています。
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パラメーターは少ないので使いやすいのですが、音がごちゃごちゃにならないよう、しっかりローカットをすることが大切です。
今回は「2秒」に設定しています。
さて、今回のリバーブ編はここで終わりです。
次回は「キック編」として、キックに関するミックステクニックを解説していきます↓