ソフト・プラグイン・機材

【無料あり】DTMerが買うべきVSTプラグイン・音源12選

海外プロも使うような「おすすめプラグイン」ってある?
無料のプラグインを使いたいな…

今回はこのような疑問にお答えする内容です。

海外の有名音楽プロデューサーJonas Adenが教える「DTMerが買うべきプラグイン12選」をまとめました。

今回ご紹介するのは、よくある「おすすめプラグイン」のサイトには出てこない、だけどプロが推薦する、非常に使えるプラグインたちです。

無料・有料どちらもありますので、ぜひお試しください!

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン1:oeksound社「Soothe2」

https://oeksound.com/plugins/soothe2/

oeksound社「Soothe2」は、「ダイナミックレゾナンススプレッサー」です。

つまり、特定の周波数帯域に音が集中したり、耳が痛くなるサウンドになったとき、このサウンドをうまく調整してくれる機能があります。

Jonasの友人Toby Green(あのDavid Guettaとも製作しています)もおすすめするプラグインです。

このプラグインのいいところは、「どの周波数が一番うるさくなってしまっているのか?」を瞬時に判断できるところ。

加えて、使った時にナチュラルな音のままにできるのも、このプラグインのポイントです。

EQで同じことをするよりも、比較的ラクに、きれいに仕上がります。

$200(3万円ぐらい)してしまうのが難点ですが、価格以上の価値があるため、世界中のプロから愛されています。

sootheの使用例

目立ちすぎているバイオリンの周波数帯域を、まろやかに直してくれているのがわかります。

0:40~1:11

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン2:Output社「Portal」

Output社のPortalは、ボーカルなどに使えるFXプラグインです。

プリセットが豊富で、使ってすぐにいろいろなエフェクトをかけることができます。

デザインがきれいで見やすいのも、ポイントの一つです。

Portalの使用例

1:56~2:27

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン3:XLN Audio社「DS-10 Drum Shaper」

https://www.xlnaudio.com/products/addictive_fx/effect/ds-10_drum_shaper

XLN Audio社のDS-10 Drum Shaperは、主にドラムに使えるトランジェントシェイパーです。

使った時に変にクリップが入ってしまうことなく、アタックやサステインを自然に強調することができます。

すごくシンプルなデザインですが、数あるトランジェントシェイパーの中でもベストと言えるプラグインでしょう。

「Mojoボタン」を使うと、音をソフトにしたり、ハードにしたりすることができます。

もちろん、ドラム以外にも使えます。

DS-10 Drum Shaperの使用例

3:09~3:49

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン4:Cableguys社「Pancake」(無料)

https://www.cableguys.com/pancake

Cableguys社のPancakeは、ステレオパンナー(Stereo Panner)です。

いわゆる、オートパン(Auto Pan)のプラグインになります。

非常にシンプルなデザインが特徴で、こちらは無料です!

プリセットを選び、必要であればマウスでPanのカーブを自由に描くこともできます。

Jonas自身は、Panに関する処理はいつもこのプラグインを使っているそうです。

Pancakeの使用例

4:17~4:52

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン5:Brainworx社「BX_Shredspread」

https://www.plugin-alliance.com/en/products/bx_shredspread.html

Brainworx社のBX_Shredspreadは、M/S処理・パンニング・フェージングなどの処理を行うプラグインです。

特にフェージングに関する処理は素晴らしく、使うだけで一気に広がりのあるサウンドに仕上げられます。

おすすめプラグインを購入する

BX_Shredspreadの使用例

5:04~5:22

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン6:u-he社「DIVA」

https://u-he.com/products/diva/

u-he社のDIVAは、ソフトアナログシンセサイザーです。

ある1つのアナログシンセをエミュレートしているのではなく、たくさんのアナログシンセがこの1台に詰まっています。

非常に万能で音がとてもよく、モダンなサウンドからレトロなサウンドまで、何千ものプリセットが入っています。

加えてデザインがとてもシンプルなので、非常に使いやすいです。

Divaの使用例

6:03~6:37

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン7:Soundtoys

https://www.soundtoys.com/

Soundtoys社は、サチュレーションやボーカルエフェクトなど、数多くの良質なプラグインを開発するメーカーとして有名です。

この動画では名前のみ記載で具体的な説明はありませんでしたが、非常に使えるプラグインが数多くあります。

どのプラグインも多くのプロに愛されている製品で、個別で買うよりも、以下のようなバンドルで買った方がオトクです。

DTMerが買うべきプラグイン8:Nomad Factory社「Magnetic II」

https://www.nomadfactory.com/products/p897-Magnetic-v3/

Nomad Factory社のMagnetic IIは、真空管系のサウンドや、アナログテープサチュレーションのサウンドに仕上げられるプラグインです。

音がより前に出て、いい感じの倍音も加えられます。

内臓EQも素晴らしく、デジタル感を出さずに処理することがでいます。

よりビッグなサウンドにしたい時に使えるプラグインです。

おすすめプラグインを購入する

Magnetic IIの使用例

6:56~7:25

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン9:Plugin Alliance社「SPL TwinTube」

https://www.plugin-alliance.com/en/products/spl_twintube.html

Plugin Alliance社のSPL TwinTubeは、アナログテープ系のサチュレーションプラグインです。

使い方はとてもかんたん!2つのツマミがあり、これを上げ下げするだけです。

コンプレッサーのように音を潰すことなく、かんたんにラウドネスを上げることができます。

おすすめプラグインを購入する

SPL TwinTube使用例

7:53~8:24

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン10:Sonic Charge社「Synplant」

https://soniccharge.com/synplant

Sonic Charge社のSynplantは、「遺伝子レベルで音づくりができるシンセ」です。

一見「シンセなのか?」と疑ってしまうようなデザインですが、実はかなりユニークで使えるシンセ。

植物(音)の「DNA」に入り込んで「遺伝子操作」をしたり、「タネ」から植物を成長させて音を変化させたりできます。

クリエイティブに、いろいろなインスピレーションを受けながら操作でき、使っていてとても楽しいです。

もちろん、プリセットも豊富です。

自分では絶対に思いつかないような音を作り出せるのが、一番の魅力でしょう。

Synplantの使用例

8:37~9:55

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン11:iZotope社「RX」

https://www.izotope.com/en/shop/rx-standard/

iZotope社の「RX」は、ノイズ除去やタイムストレッチ、ディエッサーなど、オーディオの編集に特化したプラグインです。
タイムストレッチ機能:オーディオの尺を変える機能。たとえば、BPM120用に作られた音源を、BPM150に合うように変えたりできる。

特にタイムストレッチ機能は素晴らしく、DAW付属のものより非常にきれいに処理できます。

スタンダード版やアドバンス版などいくつかバージョンがありますので、予算や必要な機能に合ったものを選べます。

RXの使用例

10:55~11:05

[ARCHIVED] Top 10 Must Have VST Plugins For Producers

DTMerが買うべきプラグイン12:A.O.M社「Invisible Limiter」

https://aom-factory.jp/products/invisible-limiter/

A.O.M社のInvisible Limiterは、その名前の通り、リミッターです。

使いやすく、クリーンな音で、おまけに安い!

Jonasお気に入りのプラグインです。

おすすめプラグインを購入する

DTMerが買うべきVSTプラグイン・音源まとめ

以上が「DTMerが買うべきVSTプラグイン・音源10選」でした!

気になる製品があればぜひチェックしてみてください。

その他、全ジャンルで使える「買って絶対に損しないおすすめDTMプラグイン」は下記の記事でまとめています。

関連記事

人気記事

1

今回は、Waves社のリミッタープラグイン「L4 Ultramaximizer」の新機能と基本的な使い方をまとめました。最新作「L4 Ultramaximizer」は、これまでLシリーズを使ってきた方にもそうでない方にも非常におすすめできるプラグインですので、ぜひチェックしてみてください。

シンセのLFOとは? 2

今回は、Underdog Electronic Music Schoolが解説する「シンセの学び方」をまとめました。この記事では「基礎編」として、シンセを使いこなすために最低限必要な知識をやさしく解説していきます。

3

DTMをしていると、DAWのプロジェクトファイルや作曲に関わる資料が大量に作られてしまい、ファイル探しに難航したり、データを紛失したり、容量がすぐいっぱいになってしまいます。そこでこの記事では、このような「膨大な量のファイルを適切に整理する方法」と「ファイルを守るためのバックアップ術」について解説します。

4

今回は、DTMでおすすめのオーケストラ系楽器がすべて使える音源をまとめました。1つ購入するだけで弦楽器・金管楽器・木管楽器・打楽器すべてが揃うだけでなく、世界中のプロが愛用する高品質の製品ばかりですので、まだお持ちでない方はぜひチェックしてみてください。

5

今回は、これからDTMをはじめたいという方向けに「Amazonで買えるDTM初心者セット」を3つご紹介します。「これからDTMをはじめたいけど、何を買ったらいいかわからない」「とりあえずこれさえ買っておけばOKみたいなセットはない?」このような方のための記事ですので、ぜひ参考にしてください。

6

今回は、Spliceが解説する「自宅の音響を整える方法」をまとめました。スピーカーを使ってDTMをしている音楽のプロが必ず行っているのが、部屋の音響を整えることですが、質がいい吸音材ほど値段が高く、数万〜数十万円する製品も少なくありません。そこでこの記事では、できるだけ安価に音響を整える方法を3つご紹介していきます。

7

今回は「FLUX:: Pure Analyzer Systemの使い方」をまとめました。このプラグインは、世界中の音楽プロデューサー・DTMerに愛用されているアナライザープラグインです。とてもキレイな見た目をしていますが、いったいどのようなプラグインで、どのように活用すればいいのでしょうか?

8

この記事では、AmazonのKindle Unlimitedで読めるおすすめのDTM・作曲関連本をご紹介します。Kindle Unlimitedは、月額1000円程度で対象本がすべて読み放題になるサービスです。月に1冊読めば元が取れるので、2冊以上読むと非常にお得です。ぜひこの機会に登録してみてください!

9

今回は、Cableguys社が解説する「ドラムにパンチを加えるプロのテクニック」をまとめました。ほんの少しの工夫でドラムがかっこよくなるテクニックですので、ぜひお試しください。

10

ボーカルの録音に使うリフレクションフィルターって必要? 何のために使う?今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。リフレクションフィルターはどのような効果があるのか?をまとめました。よくアーティストのレコーディング風景で見られるリフレクションフィルターは、マイクの後ろにつけるアイテムですが、この効果をご紹介します。

-ソフト・プラグイン・機材
-