コード進行

【かっこいいコード進行】エモいコードを作る方法5連発!【作曲】

エモくてかっこいい曲を作りたいんだけど、いい感じのコード進行ってある?
いつも使ってるコードを、かっこいいコード進行にしたい!

今回はこのような方のための内容です。

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

ギター講師のMarco Cirilloが教える「エモーショナルな5つのコード」をまとめました。

今回ご紹介するのは、こちらの5つの超シンプルなコードをエモくする方法と、そのコードを使ったコード進行の例です。

  • Emコード
  • Dm(add9)
  • C
  • Am(add9)
  • C#m9

動画ではギターの例で紹介されていますが、コツは「ボイシング」にあるので、DTMのような作曲でも使えるテクニックです。

「○メジャーコード」を「○エモーショナルコード」にするこれらの方法、ぜひお試しください!

1.エモいEmコード


画像:https://www.blitzguitar.com/5-emotional-chords-and-how-to-actually-use-them/

最初は「エモいEm」です。

まずは実際の音を聞いてみましょう。

0:32~0:37

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

下から順に「E4 B3 F#4 D3 G3 E2」というボイシングです。

普通のEmのボイシングは「E2 B2 E3 G3 B3 E4」ですが、エモいEmにはマイナー3rdのGの音が5弦に入っているため、より悲しい響きに聞こえます。

コード進行の例

Em - D add1 - C - D add11
Em - D6 - CM7

0:57~1:15

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

2.エモいDm add9コード

画像:https://www.blitzguitar.com/5-emotional-chords-and-how-to-actually-use-them/

次は「エモいDm add9」です。

こちらはエモーショナルなだけでなく、ダークな感じもプラスされています。

実際の音(2:18~2:21)

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

通常のDm add9のボイシングは「E2 A2 D3 A3 F4 E4」ですが、こちらは「D3 A4 F4 E4」になっています。

このようなボイシングにすると、上の弦のFとEが半音違いになるので、この半音差がエモさ・暗さに繋がります。

コード進行の例

Dm add9 - Bb(#11) - C sus4

3:02~3:24

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

3.エモいCコード

画像:https://www.blitzguitar.com/5-emotional-chords-and-how-to-actually-use-them/

次は「エモいC」です。

エモさを出すにはマイナーコードである必要はなく、メジャーコードであっても実現可能であることを示した良い例です。

実際の音(4:14~4:17)

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

通常のCのボイシングは「E2 C3 E3 G3 C4 E4」ですが、こちらは「C4 G4 E5」になっています。

たった3音しかありませんが、これだけでエモさ・優しさがプラスされたサウンドになります。

コード進行の例

C - G/B - Am - G
F - G - Am - G/B - C

4:31~4:47

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

このコード進行では、スケールに従って「C→B→A→G」と、ベース音を1音ずつ下げています。

しかし他にベース音やベース音に近い音がなく、他のコード音は比較的高い音になるので、それらが「小さい・やさしい・かわいい」といった印象を与えることができます。

4.エモいAm add9コード

画像:https://www.blitzguitar.com/5-emotional-chords-and-how-to-actually-use-them/

次は「エモいAm add9」です。

とても悲しく、メランコリーな印象を与えることができます。

実際の音(6:08~6:18)

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

通常のAmのボイシングは「E2 A2 E3 A3 C4 E4」で、そこに9thの音を足して「E2 A2 E3 B3 C4 E4」になっています。

コード進行の例

Am add9 - FM7(#11) - Am(add9) - Gadd11

6:21~6:48

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

このコード進行の例では、ベースの弦の音はEを弾き続け、他のコード音を変えるようにしています。
(最後だけベースがGに変わります)

こうすると、誰かが座りながら同じことをずっと考えているような、切ないサウンドになります。

5.エモいC#m9コード


画像:https://www.blitzguitar.com/5-emotional-chords-and-how-to-actually-use-them/

次は「エモいC#m9」です。

今回は「エモさ」を重視したコードをご紹介してきましたが、少し前も触れた通り、エモーショナルなサウンドだからと言って、悲しい響きである必要はありません。

そこでここでは、よりポジティブな印象を与えるコードをご紹介します。

実際の音(8:38~8:48)

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

通常のC#mのボイシングは「G#3 C#4 E4 G#4」ですが、今回のC#m9では「C#3 B3 D#4 E4」になっています。

コード進行の例

C#m9 - Asus2(#11) - E

8:56~9:25

5 Emotional Chords … And How to Actually Use Them

このコード進行の例では、メジャーコードであるEを取り入れています。

マイナーばかりを使うのではなく、あえて明るいメジャーコードを入れることで、それぞれのコードがより引き立つようになります。

特に、Eの時にトップノートとして3rdの「G#」を入れると、とても明るい響きになります。

コード進行のバリエーションを増やすおすすめの方法

今回ご紹介したパターン以外にも、コード進行は非常にたくさんあります。

コード進行のバリエーションを増やすための方法としておすすめなのが、以下のようなコード進行が大量に掲載されている書籍です。

ジャンル別・雰囲気別などに分けてわかりやすく解説されていますので、ぜひこちらもチェックしてみてください。


以上で今回の解説は終了です。

たった少しの工夫で、普通のコードも「エモい」コードになったことがお分かりいただけたかと思います。

当サイトでは他にもおしゃれなコード進行・かっこいいコード進行の作り方を掲載していますので、ぜひこちらもご覧ください↓


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