DAWは持っているけど、HipHopやR&Bを作るにはどの音源・プラグインがいいかわからない…
今回はこのようなお悩みにお答えする内容です。
音楽プロデューサー・Busy Works Beatsが解説する「HipHop・R&Bに使える音源7選」をまとめました。
ここまでジャンルを絞って解説しているものはなかなかないので、かなり参考になります。
HipHopやR&Bで使える「マル秘テクニック」も紹介されていますので、最後までご覧ください。
※文中の「僕」は、この動画の解説者本人を指します。
DTMおすすめ音源1.Kontakt 5(Native Instruments)
※Kontakt音源の1つ「Session Strings Pro 2」
1つ目のおすすめ音源は、Native Instruments社の「Kontakt」です。
Kontaktを使えば、よりリアルなサウンドを作ることができます。
Kontaktはサンプラーとして有名ですが、たとえば上記動画の「Alisias Keys」というピアノ音源は、リアルなピアノサウンドをスタジオで収録し、それを音源に取り込んでいます。
他にも、生ドラム音源や金属系の音が出せる音源、ブラス系の音源、ドラムマシン、映画音楽で使える音源など、Kontaktには幅広いライブラリがあります。
なぜこのKontaktがHipHopやR&Bにピッタリかというと、このジャンルでは生楽器の音をよく使うからです。
(これらのジャンルでは、昔のSoulなどの曲をサンプリングして曲で使うことが多いです。昔の曲なので、多くは生楽器で演奏されています。)
Kontaktを購入する
Kontaktは単体で買うと数万円するため、以下に掲載している他の音源も付いているバンドル「Komplete」を買うか、「Komplete Select」が無料で付いてくる1~2万円のMIDIキーボードを買った方が圧倒的にお得です。
後からアップグレードもできますので、DTM初心者の方は「Select」か「Standard」を選び、お金に余裕が出てきてから「Ultimate」や「Collectors Edition」にアップグレードするのがおすすめです。
初心者向け「Komplete Select」

Kompleteシリーズの中で最も安価で購入できるバンドルです。
安価ではあるものの、DTMに必要な高クオリティの音源が複数同梱されています。
はじめてDTMをする初心者の方や、打ち込みよりもレコーディングの方を重視していて「たまに打ち込みたいかも」ぐらいの方におすすめです。
「Komplete Select」のソフトウェアのみ
初心者向けの「ソフトウェア・オーディオインターフェース・MIDIキーボードの3点セット」

MIDIキーボードとオーディオインターフェースにKomplete Selectが付属している、とてもお得なセットです。
「Komplete Select」が無料で付属しているMIDIキーボード「Komplete Kontrol」

バンド系サウンドの曲を作りたい人向け「Komplete Select Band」

エレクトロ・ダンスミュージックを作りたい人向け「Komplete Select Electronic」

ポップ・ヒップホップ・R&Bなどのビートメーカー志望の人向け「Komplete Select Beats」

初心者〜中級者向け「Komplete Standard」

前述の「Komplete Select」よりもたくさん音源が入っています。
これだけでもかなりの音源が収録されているので、「打ち込みを本格的に頑張ってみたい」「いろいろな楽器を扱ってみたい」という方におすすめです。
中級者〜上級者向け「Komplete Ultimate」

Native Instruments社の音源が大量に同梱されているバンドルです。
「DTMを本気でやっていくぞ!」「プロになりたい!」という方におすすめです。
たくさん音源が欲しい人向け「Komplete Collectors Edition」

Native Instruments社の音源がほぼ全て同梱されており、これを買えば他は何も必要ないと言えるほどのバンドルです。
音源をこまめに買い足さず一気にまとめてGETしたい方や、プロ志望の方におすすめです。
DTMおすすめ音源2.Lounge Lizard(AAS)
2つ目のおすすめ音源は、AAS社の「Lounge Lizard」です。
こちらはエレクトリックピアノ(以下「エレピ」)です。
Kontaktと同じ、サンプラー音源です。
この会社はエレピにフォーカスしてプラグインの開発を行っている会社で、わかりやすく、使いやすいプラグインを数多く作っています。
実機をエミュレートしたものであっても、使い方がよくわからないのでは意味がないですよね。
そういった意味で、この会社のこの音源は非常に優れていると言えます。
やわらかい雰囲気の曲にぴったり
サウンドはHipHopやR&Bに適していて、そのまま使うだけでもピッタリの音色です。
もちろんプリセットはさまざまありますので、違うキャラクターで演奏することが可能です。
全体的にやわらかい音色なので、R&B、もしくはやわらかめの雰囲気のHipHopに適しています。
Lounge Lizardを購入する
DTMおすすめ音源3.Sylenth1(Lennar Digital)
3つ目のおすすめ音源は、Lennar Digita社の「Sylenth1」です。
これはリードやベースなどに非常に使える音源です。
世の中にシンセは他にもたくさんあるのですが、それぞれのシンセにはそれぞれのキャラクターがあり、作れる音も違ければ、作るまでのワークフローも変わってきます。
数多くあるシンセの中でも、このSylenth1はわかりやすく、使いやすいです。
LeadやBass以外でも使えるので、非常に万能なシンセです。
Sylenth1を購入する
DTMおすすめ音源4.Monark (Native Instruments)
4つ目のおすすめ音源は、Native Instruments社の「Monark」です。
Monarkはあの有名なシンセ「Minimoog」をモデルとしたプラグインです。
GUI(見た目)はわかりやすく、使いやすいデザインになっており、手軽にレトロなサウンドが作れます。
この音源は、特にベースに使えます。
Monarkを購入する
MonarkはNative Instruments社「Reaktor」上で動くプラグインですので、Reaktorが必要となります。
ReaktorとMonarkを両方お得にGETするには、「Komplete」シリーズのいずれかを購入するのがよいでしょう。
DTMおすすめ音源5.Nexus(reFX)
5つ目のおすすめ音源は、reFX社の「Nexus」です。
こちらの音源は、今までご紹介した音源と少し違い「すでに完成されている音を使う」音源です。
この音源を選んだ理由は、「非常に良くできたプリセットがたくさん使える」という点です。
どれもはじめからよく作られた音なので、選んだ時点ですぐ曲に使える音になっています。
これにより、音作りをする手間が省けます。
Nexusを購入する
DTMおすすめ音源6.Omnisphere 2(Spectrasonics)
6つ目のおすすめ音源は、Spectrasonics社の「Omnisphere 2」です。
これはレトロ&ランダムなサウンドを使いたいときに役立つ、非常に強力な音源です。
「サンプラーだ」という人もいれば「シンセだ」という人もいますが、実はどちらの役割も持っています。
アコースティックギターやピアノなどの生楽器の音も入っていますし、レトロさを出せるオルガンの音など、本当にたくさんのプリセットが入っています。
そのため、さまざまなプリセットからインスピレーションを得ることができます。
ランダムに選んでみる
膨大な量のプリセットがあるので、「ランダムにサウンドを選んでみる」ということがかんたんにできます。
たとえば「Organ」などプリセットのジャンルを選んだ後、適当に1つピックアップします。
こうすると、今まで使ってこなかったサウンドに出会えたり、新しい視点をもたらしてくれるプリセットに出会えるのです。
Omnisphereを購入する
DTMおすすめ音源7.East West (Sounds Online)
最後、7つ目のおすすめ音源は、East West社の音源です。
East West社は映画音楽によく使われる音源を数多く開発しています。
音源の種類はさまざまで、ストリングス・ブラス・パーカッションなど、幅広い楽器を扱うことができます。
HipHopを作りたいのに、なぜ映画音楽向けの音源を使うの?
「HipHopやR&Bに、映画音楽向けの音源なんて合うの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
しかし実は、多くのヒップホップやトラップ系の曲では、KontaktやEast Westのブラス音源がたくさん使われているのです。
僕自身、これに気づくまでに何年もかかりました…まさに「マル秘テクニック」です。
エキゾチックなアーティキュレーション
またこのEast Westでは、エキゾチックな音も使えます。
もう少し具体的に言うと、「エキゾチックなアーティキュレーションの音」です。
例えばバイオリン1つにしても、トレモロやアクセントなど、たくさんのアーティキュレーションを選べます。
同じ「生音」でも、Kontaktとはまた違った印象のサウンドを手に入れられるのが特徴です。
East Westを購入する
East Westには非常にさまざまな音源がありますが、以下のバンドル「HOLLYWOOD FANTASY ORCHESTRA BUNDLE」を購入すると、ストリングス・ブラス・パーカッション系の音源をまとめて購入でき、とてもお得です。
ヒップホップやR&Bで使える音源を1つで大量にGETできます。
ヒップホップ・R&BにおすすめのDTM音源まとめ
今回ご紹介したプラグインは、こちらの7つです。
まとめ
Kontakt(Native Instruments)
Lounge Lizard(AAS)
Sylenth1(Lennar Digital)
Monark (Native Instruments)
Nexus 2(reFX)
Omnisphere 2(Spectrasonics)
East West (Sounds Online)
もし気になる音源があれば、ぜひチェックしてみてください!
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