【ギターピッキング】それぞれの種類のメリット・デメリット(フィンガーピッキング・サムピック・フラットピック)

【ギターピッキング】それぞれの種類のメリット・デメリット(フィンガーピッキング・サムピック・フラットピック)
ギターのピッキングやピックの種類っていろいろあるけど、それぞれどんなメリットがあるの?
ピックを使うのと使わないのでは、どう違うの?

今回はこのような疑問にお答えする内容です。

数々のギター製品のレビュー・レッスンを行なっているGuitar Spaceが解説する「サムピック vs フラットピック」をまとめました。

この記事では、「ピックを使う場合と使わない場合のメリットとデメリット」「フラットピックとサムピックの違い」について解説していきます。

それぞれのメリット・デメリットを理解しておくと、実際にギターを弾く時はどの奏法が適しているのか、DTMで打ち込みをする時は「より本物のギターらしいサウンドにさせるにはどの奏法の音で打ち込めばいいのか」がわかるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

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ピックを使うことのメリット・デメリット

ギターの奏法では、「ピックを使わない」「ピックを使う」の大きく2種類の奏法があります。

ここでは、それぞれのメリット・デメリットをご紹介します。

ピックを使って演奏するメリット・デメリット

ピックを持って演奏するメリット
・ピックを使うことで音量の大小の範囲を広げることができ、音量のコントロールがしやすい
・音がクリアになる
ピックを持って演奏するデメリット
・細かい動きをしたり、テンポの速い曲では弾きづらい

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ピックを使わずに演奏するメリット・デメリット

ピックを使わずに演奏するメリット
・指を自由自在に動かせるので、細かい音符や速い曲にも対応できる
ピックを使わずに演奏するデメリット
・ジャカジャカと大きい音を出したりするのが難しい

ピックを使った演奏に向いている奏法

・ダウンピッキング(弦の上から下に向かって演奏する奏法)

・オルタネイティブピッキング(ダウンピッキング・アップピッキングを交互に繰り返す奏法)

・ジャカジャカと力強くコードをかき鳴らすカッティング(Strumming)

・スウィープピッキング(連続してダウンピッキングもしくはアップピッキングを弾く奏法)

SWEEP PICKING With Stevie T!

参考サイト:https://guitarspace.org/guitar-accessories/thumb-picks-vs-flat-picks/

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フラットピック vs サムピック どちらがおすすめ?

フラットピックは、みなさんご存知の平らでおにぎり型のピックで、ギターの演奏によく用いられるタイプです。


対してサムピックは、指輪のようにピックを指にはめて使うタイプです。

ブルーグラスの楽曲を演奏する時や、バンジョーを演奏する時に使います。

ブルーグラスについてはこちらの記事で解説しています


6弦のギターの場合は、最も太い3本の弦をピックをはめた指で、最も細い3本の弦を他の指で演奏するのが一般的です。

フラットピックのメリット・デメリット

フラットピックのメリット
・ピック自体が手に入れやすく、値段も安い(仮に忘れても、誰かから借りやすい)
・自分の指のサイズに合った製品を見つけやすい、作りやすい(種類が豊富)
・ジャカジャカとかき鳴らすような、パワフルな演奏がしやすい
フラットピックのデメリット
・親指と人差し指を「ピックを持つ要員」として使わなければならず、他の3本の指の自由度が低い
・特に手が汗ばみやすい人は、ピックを落としやすい
・ピックを持たない奏法にすぐ切り替えにくい

サムピックのメリット・デメリット

サムピックのメリット
・親指と人差し指がより自由に使える(親指にはめた場合、親指以外の4本は完全に自由)
・親指はフラットピックの時の奏法、それ以外の指はフィンガーピッキングなど、2種類の奏法を素早く使い分けながら演奏できる
・クラシックスタイルのハーモニクスが弾きやすい
(参考動画)
・ピックを落としたり、アコギの中にピックを入れてしまうという心配がない
・手首ではなく、指を動かすことでピックの角度を自由に調節できる
・クルーハンマースタイルで、コードを綺麗な音で鳴らすことができる。
(参考動画)
サムピックのデメリット
・「指にピックをつける」ということに慣れるまで時間がかかる(特に弦をかき鳴らす時)
・自分の指に合ったサイズのピックを見つけるのが難しい

以上が「ギターのピッキングやピックの種類とそれぞれのメリット・デメリット」でした。

こうしてメリット・デメリットを見比べてみると、やはり両方使い分けられるのがベストでしょう。

また、ギターはDTMで最も本物っぽく打ち込むのが難しい楽器の一つでもあるので、やはり演奏技術は身に付けたいところです。

ギターテクニック習得のためには、以下のような本で楽譜をしっかりチェックしながら練習するか、ギターレッスンに通うのがおすすめです。

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