ソフト・プラグイン・機材

IK Multimedia社「ReSing Voices Vol 1 Producer's Pack」レビューと使い方|8種類の歌声を実際に使って比較

IK Multimedia "ReSing Producer's Pack Vol. 1" Review – 8 AI Voices | Sound Demo

今回は、IK Multimedia社「ReSing Voices Vol 1 Producer's Pack」の使い方をご紹介します。

既存の音声を別人の音声に変換・生成することができる「ReSing」は、その精度の高さからDTMerに人気のプラグインです。

この記事では、そのうちDTMerなら持っておきたい「Producer’s Pack Vol.1」をレビューし、使い方も解説していきます。

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packとは?

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packは、音楽制作をしている人なら持っておきたい即戦力ボイスが収録されたパックです。

ポップス、レゲトン、R&B、メタルなど、幅広いジャンルに合うボイスが8種類収録されています。

このパックで追加したボイスは、「ReSing」「ReSingMAX」などの有料版ではもちろん、「ReSing Free」などの無料版のReSingでも使用することができます。

公式デモ音源

Meet Grace – Soulful RnB Voice in ReSing
Meet Gabriela – A New Voice in ReSing
Meet James – Pop & Ballad Voice in ReSing
Meet Sam – R&B / Soul Voice in ReSing
Meet James – Pop & Ballad Voice in ReSing

8種類のボイスモデルと得意ジャンル、実際の音源

ここでは、実際に「ReSing Voices Vol 1 Producer’s Pack」のボイスモデル8種類を使用した音源をご紹介します。

全体的には、RnBやレゲトンなど少し大人っぽい雰囲気の楽曲に合いそうな印象です。

Grace(英語、温かい、クリア、ソプラノ)

Melina(英語、エアリー、明るめ、ソプラノ)

Scarlett(ナレーション向き、英語、クリア、ソプラノ)

Antonio(スペイン語、温かい、テノール)

Sam(英語、温かい、クリア、テノール)

Jackie(英語、明るめ、エアリー、テノール)

James(英語、ハスキー、明るめ、テノール)

Viktor(英語、メタル・スクリーム向き)

ReSing MAXにも収録されていない追加音源が多数

このパックに収録されている8種類のボイスモデルは、いずれもReSingの上位版「ReSing MAX」や他のパックには収録されていません。

特にポップスやRnB、レゲトン向きのボイスモデルは非常に汎用性が高いので、ボーカルに幅広さを持たせたい方には非常におすすめです。

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packの使い方

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packの使い方は非常にカンタンです!

使い方

  • IK Product Managerをインストールする
  • IK Product Managerを開き、右上の「+ Register」をクリック
  • にシリアルコードを入力し、登録する
  • 「Sounds」からボイスモデルを選択し、インストールする
  • ReSingを起動し、ボイスモデル一覧から選択する

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packを使うコツ

どのボイスモデルを使用する時も共通しますが、実際に歌う音域とボイスモデルの得意音域を合わせるのがコツです。

例えば元音源が女性ボーカルで男性ボイスモデルを使用する場合はTRANSPOSEを-12に、元音源が男性ボーカルで女性ボイスモデルを使用する場合はTRANSPOSEを+12にすると、自然な歌唱になりやすいです。

ReSingは日本語の歌詞でも使えるのか?

日本人ユーザーとして気になるのが、日本語以外のボイスモデルを使って、日本語の歌詞を歌わせても自然になるのか?という点です。

実際に使ってみた結果、多少の外国人らしいアクセントは残るものの、そこまで大きく不自然に聞こえるわけではないような印象でした。
(ちょっとオシャレな歌い方だな、ぐらいです)

ReSingは「ACCENT」のパラメーターで、そのボイスモデル特有のアクセントに寄せるか(Source)、元音源のアクセントに寄せるか(Model)を決めることができます。

こちらを「Source」にすると、元音源のアクセントに近づけることができるため、より自然な日本語に聞かせやすくなります。

例えばJackieのボイスモデルで、ACCENTをSourceにした時とModelにした時では、以下のような差が出ました。

ちなみにJPOPで使いやすい日本語ボイスモデルのみを収録した特別パック「Japanese Pack」はこちらで紹介しています🔻

歌唱用ボイスとナレーション用ボイスの違い

ReSingには、歌唱向けボイスモデルとナレーション向けボイスモデルの2種類があります。

今回ご紹介している「ReSing Voices Vol 1 Producer’s Pack」では、Scarlettがナレーション用ボイスモデルとなっています。

ナレーション向けボイスモデルは基本的にクリアで落ち着きがあり、歌唱させてもフラットでキレイなサウンドになります。

実際にScarlettに歌唱をさせてみると、このようなサウンドになりました。

「ReSing Voices Vol 1 Producer’s Pack」を実際に使って感じたメリットとデメリット

「ReSing Voices Vol 1 Producer’s Pack」を実際に使って感じたメリットとデメリットはこちらです。

メリット

  • 洋楽に強いボイスモデルが8種類収録されている
  • 英語やスペイン語用のボイスモデルを使っても、日本語の歌詞を歌わせることができる
  • メタルなどスクリームに強いViktorが収録されている(2026年9月時点で、このタイプのボイスモデルは他にリリースされていません)

デメリット

ロックやJPOP系など、エネルギッシュな歌唱や可愛い系の歌唱には弱い

デメリットについてはReSing Japanese Packを購入すれば解決できるので、物足りない方はこちらを使用するのがおすすめです。

おすすめ

「ReSing Voices Vol 1 Producer’s Pack」がおすすめな人

RnBやレゲトンなどの洋楽系の音楽を作る方には、このパックは非常におすすめです。

男女ボイスモデル+スクリーム系ボイスモデル+ナレーション用ボイスモデルが収録されているため、これだけでカバーできる範囲がグッと広がります。

「ReSing Voices Vol 1 Producer’s Pack」の購入方法

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packはこちらから購入できます🔻

ReSing Voices Vol 1 Producer’s Packを購入する(Plugin Boutique)

ReSing本体をお持ちでない方はこちらもセットで🔻

ReSingの価格を見る(Plugin Boutique)

ReSing MAXの価格を見る(Plugin Boutique)

ReSingの使い方解説はこちら🔻

日本語対応モデル「ReSing Voices Japanese Pack」のレビューはこちら🔻

ポルトガル語対応モデル「ReSing Voices Brazilian Pack」のレビューはこちら🔻

ダブリング作成アドオン「ReSing Doubling」のレビューはこちら🔻

独自ボイスモデル無制限作成アドオン「ReSing Unlimited Model Generation Add-on for ReSing」のレビューはこちら🔻


人気記事

1

今回は「絶対に買って損しない、おすすめDTM音源・プラグイン」をまとめました。特に多くの音楽プロデューサーに愛用され、世界中でベストセラーになり、買っても絶対に損しないと思えるプラグインはかなり絞られます。ここでは初心者からプロまで使えて「これさえ買っておけば問題なし」と断言できる「世界で愛用されているおすすめDTM音源・プラグイン」をご紹介します。

2

今回は、数々の音楽制作動画をアップしているAnother Producerが解説する「無料で使えるバーチャルインストゥルメント集」をまとめました。 この記事でご紹介するのは、そのうちの「アコースティッ ...

3

この記事では、世界中の作曲家・音楽プロデューサーが使っているおすすめのブラス(金管楽器)音源をご紹介します。同じ楽器でも音源によって音色が少し異なりますので、複数持っていると使い分けることができるほか、レイヤーしたときもリアルさと壮大さを増すことができます。

4

今回は、音楽好きの方や音楽家・DTMerにおすすめのふるさと納税返礼品をまとめてご紹介します。楽器本体、楽器関連機器、パソコン関連機器、音楽関係のチケット、音楽関係の雑貨など、音楽に関係する返礼品は非常にたくさんあります。気になる返礼品があれば、ぜひチェックしてみてください!

5

今回は、世界中のプロに愛用されているoeksound社「soothe3」の使い方をまとめました。とても使いやすく、初心者でもプロ並みのミックスができるようになるこのプラグインについて、その魅力や使い方を解説していきます。

6

今回は、イギリスの音楽プロデューサーOceanが解説する「プロになるためにやってはいけないこと」をまとめました。音楽プロデュース歴10年、ヒップホップを中心にこれまで数多くの楽曲提供を行なっているOceanが正直に解説します。

7

今回は、キラキラ系エフェクトプラグイン「Bismuth」の魅力と使い方について解説します。Bismuth(蒼鉛)という名前の通り、金属や宝石を思い起こさせるようなサウンドを作ることができるプラグインです。特にダンスミュージックで使えるサウンドが手軽に使えます!

8

今回は、イギリスの音楽プロデューサーOceanが解説する「プロになるためにやってはいけないこと」をまとめました。音楽プロデュース歴10年、ヒップホップを中心にこれまで数多くの楽曲提供を行なっているOceanが正直に解説します。

9

今回は、ポップスの楽曲を作る人におすすめのスピーカーを5つご紹介します。世界で活躍する超人気音楽プロデューサーが実際に使用している機材のみをご紹介していますので、どれを買っても間違いではありません。スピーカー購入を検討している方は、ぜひご予算や設置スペースに合わせてチェックしてみてください。

10

今回は、世界中の作曲プロの声を参考に「DAWの選び方完全ガイド」をまとめました。これからDTMをはじめようと思っている方、DAWの種類が多すぎて迷っている方、これから複数のDAWを使い分けて効率よく作曲をしていきたい方のための内容です。

-ソフト・プラグイン・機材