用語解説

曲名にある「フィーチャリング」「feat」「ft」の意味とは?何のためにある?

今回は、曲名にある「フィーチャリング」「feat」「ft」の意味についてまとめました。

曲名でよく見るこの言葉の意味を解説します。

曲名に書かれている「feat.」や「ft.」はどういう意味?

曲名に書かれている「feat.」「ft.」は「featuring(フィーチャリング)」の略語です。

「featuring」は日本語に訳すと「主役」「主演」「特集」となりますが、音楽で使われる場合は「ゲスト」「客演」という意味になります。

つまり、フィーチャリングされているアーティスト=その楽曲でゲスト的な扱いで登場するアーティストという意味になります。

曲でフィーチャリングされるとどうなる?

フィーチャリングされると、曲名に「ft.名前」「feat.名前」のように記載されます。

曲名に自分の名前が入るので、リスナーがフィーチャリングされたアーティストの名前を瞬時に知ることができます。

ロイヤリティー(収益)については、楽曲をリリースする前に両者の間で決めていることが一般的です。

なぜフィーチャリングをする?メリットは?

フォロワーの増やし方

なぜフィーチャリングをし、わざわざ名前を記載するのでしょうか?

これには、「両者のリスナーを獲得するのにつながる」というメリットが挙げられます。

「曲名」というわかりやすい場所に名前を記載することにより、お互いのファン(リスナー)がその曲を聞き、お互いのアーティストを知ることになります。

「Aさん目的で聞いたけど、フィーチャリングされているBさんもいいな」と思ってもらえるのです。

昔は「フィーチャリング」文化がなかった?

実は、昔は今のような「フィーチャリング」文化がなく、どんなに有名なアーティストが参加していても、楽曲中で少ししか登場していなかったり、メインの楽器を担当していない限りは、クレジットされることはありませんでした。

例えば、1968年にリリースされたビートルズの「While My Guitar Gently Weeps」という楽曲には、エリック・クラプトンが演奏したギターフレーズが使われています。

しかし、あれほど有名な彼でさえも「While My Guitar Gently Weeps(feat. Eric Clapton)」のようにフィーチャリングされていません。

そこから時が経ち、音楽業界で「ゲストアーティストの名前もしっかりクレジットしよう」という流れになっていきました。

現代の音楽におけるフィーチャリング(featuring)の傾向

現代の音楽では、フィーチャリングアーティストは「feat.」「ft.」の文字の後に続くように記載されます。

中田ヤスタカ - NANIMONO (feat.米津玄師) MV

フィーチャリングの例

Kizuna AI - AIAIAI (feat. 中田ヤスタカ)
中田ヤスタカ - NANIMONO(feat.米津玄師)
くじら - 金木犀 feat.Ado
BTS - Boy With Luv (feat. Halsey)
LE SSERAFIM - UNFORGIVEN(feat. Nile Rodgers)

フィーチャリングは、特にラップを含む音楽によく見られますが、ロックやエレクトロミュージック、ポップスなどでも見られます。

特に、ゲストアーティストがボーカルで参加した場合はフィーチャリングされることが多いです。

しかし、ドラマーやピアニスト、ギタリストなどのプレイヤー(ボーカル以外)でもフィーチャリングされることがあります。


以上で解説は終了です。

当サイトでは他にも音楽制作やリリースに関する知識をまとめていますので、ぜひご覧ください↓

参考:https://www.musicianwave.com/what-is-feat-in-music/
参考:https://www.musicgateway.com/blog/music-industry/music-business/featured-artist


人気記事

【ミックス・マスタリング】音圧が上がらない問題を解決する方法 1

今回は、Underdog Electronic Music SchoolのOscarによる「なぜあなたの曲は他の曲よりも小さく・弱く聞こえるのか?」をまとめました。ミキシングやマスタリングをしている方で、「音圧が上がらない…」「他の曲よりも、もっと大きく聞かせたい!」と思っている方には必見の内容です。

2

今回は、DTMでおすすめの民族楽器系音源・プラグインをまとめました。通常のポップスやオーケストラではあまり使われない楽器や、非常にニッチな国・地域特有の楽器が使える製品もまとめています。インド・中国・北欧・ケルト系・アラブ・ガムラン系など幅広くご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

3

今回はChris Selimが解説する「1176コンプレッサーの使い方」をまとめました。 「有名なコンプレッサー」としてよく名前が挙げられる製品の1つが「1176コンプレッサー」です。この記事では、なぜこのコンプレッサーは世界中のDTMerに愛されているのか、その魅力と使い方を解説していきます。

4

今回は、BigZが解説する「プロのようにコンプレッションをする方法」をまとめました。この記事を見れば、「とりあえずコンプレッサーを使っておこう」というレベルから「こんな音にするために、このようにコンプレッサーを使おう」のレベルに上がり、プロのようにコンプレッションができるようになります!

クリッパー(Clipper)とリミッター(Limiter)の違いとは 5

今回は「クリッパーとリミッターの違い」についてまとめました。この2つの何が違うのかを理解しないままなんとなく使っている方も多いのではないでしょうか?これらの違いを理解すれば、それぞれのよさを活かしたミックスやマスタリングができるようになります!

6

今回は、Better Mixesが解説する「ボーカルMIXで声が前に出る&音抜けを良くする方法」をご紹介します。高価な機材は必要なく、DAW付属のプラグインしか持っていない方でもお試しいただけます!

7

今回は、DTMにおすすめのストリングス・弦楽器音源をまとめました。ストリングス音源は1つ1つ使える音色やアーティキュレーション、マイキング、操作性が異なります。そのため、できるだけたくさん持っておくと自分の理想のサウンドにしやすく、レイヤーしたときの充実感がUPします!

8

今回は、Hardcore Music Studioが教える「もっと早く知りたかったミックスのコツ10個」をまとめました。「これをもっと早く知っていれば、MIXがもっと上手くなったのに…」とプロが後悔するほど大切なことが10個あります。この記事ではPart1として、1~5個目のコツをご紹介します。

9

今回は、DTMプラグインの中で最も有名な製品の1つであるSpectrasonics社「Omnisphere 3」の新機能と使い方をまとめました。2025年10月に発表された今作ですが、前作の「Omnisphere 2」と何が変わったのか、新機能とその使い方を解説していきます。

-用語解説