
今回は、DTMで使えるおすすめのボコーダープラグインを7つご紹介します。
ロボットのような声にできるのはもちろん、ハーモニー作成もできる万能プラグインもありますので、アレンジ目的でもミックス目的でも使えます。
サウンドの質感やプリセットの種類、使いやすさや操作方法がそれぞれ異なりますので、いくつか持っておくと理想のボーカルに仕上げやすくなります。
まだお持ちでないプラグインがあれば、ぜひチェックしてみてください!
おすすめのボコーダープラグイン:iZotope社「Vocal Synth 2」
さまざまなタイプのボコーダーサウンドを自由に生成できるプラグインです。
プリセットも充実しているため、パラメーターの使い方がイマイチよくわからない初心者の方もはじめからプロのサウンドを作ることができます。
おすすめのボコーダープラグイン:Antares社「Harmony Engine」
非常にクオリティーの高いボコーダーサウンドとハーモニーを生成できるプラグインです。
ハーモニーの1声1声をきめ細やかに調整できるため、ハーモニーにこだわりたい方におすすめです。
おすすめのボコーダープラグイン:Waves社「OVox」
誰でも簡単にボコーダーサウンドを製作できるプラグインです。
プリセットが非常に充実しており、ボーカルだけでなくベースのような音まで作成できます。
おすすめのボコーダープラグイン:Waves社「Waves Harmony」
誰でも簡単にハーモニーを製作できるプラグインです。
「ハーモニー」という名前がついていますが、ハーモニー作成だけでなくフォルマントなどの細かいパラメーターも調整でき、ボコーダーのようなサウンドにすることもできます。
おすすめのボコーダープラグイン:Waves社「Morphoder」
ダフト・パンクのようなボコーダーサウンドを一発で作ることができるプラグインです。
とてもシンプルで動作も軽いため、初心者の方にもおすすめできます。
おすすめのボコーダープラグイン:Arturia社「Vocoder V」
1979年に開発されたアナログボコーダー「Moog 16 Channel Vocoder」をモデルにしたプラグインです。
モデルとなった当時のボコーダーと同じように、プロ品質のボコーダーサウンドを自由に作成することができます。
シンセサイザーを演奏するようにボコーダーサウンドを作ることができるので、演奏・操作・音作りがより楽しめます。
単体でも購入できますが、その他有名なシンセサイザーが多数収録されているバンドル「V Collection」を購入した方がお得です。
(バンドルのうち「V Collection Intro」には同梱されておらず、「V Collection Pro」にのみ同梱されていますのでご注意ください)
おすすめのボコーダープラグイン:Zynaptiq社「ORANGE VOCODER IV」
さまざまなエフェクトを使ったボコーダーサウンドが作れるプラグインです。
ただ音質を変えるのではなく、グリッチなどのリズム的なエフェクトが加わったサウンドもプリセットを使ってすぐに制作することができます。
同社のプラグイン「PITCH MAP」を組み合わせて使うと、よりユニークなサウンドを作ることも可能です。
PITCH MAPについてはこちらで解説しています🔻
おまけ:ボーカルを別人の声や楽器に変換できるプラグイン

ちなみにボコーダーではありませんが、ボーカルを別人の声や楽器に変換できるプラグインとして「ReSing」が挙げられます。
このプラグインでは、男性ボーカルを女性ボーカルにしたり、女性ボーカルの声をギターの音にしたり、ギターの音をボーカルに変換することができます。
アレンジやボーカルミックスの幅を広げることができるため、ボーカルを使った音楽製作をしている方に非常におすすめです。
こちらについては下記の記事で詳しく紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください🔻

