作曲のモチベーションを上げる6つの方法

作曲のモチベーションを上げる6つの方法

 

曲を作ったことのある人なら、1度はこんな疑問を抱いたことがあるでしょう。

 

「これ、もう誰かが作ったことあるよな…」
「既存の曲と似てるし、ネットに公開しても意味ないよな…」
「自分が曲を作ったって、いい曲を作ってる人は山ほどいるし…」

 

このマインドセットに陥ってしまうと、「自分がやっても・作っても意味がない」と、音楽制作に対するモチベーションが大幅に下がってしまいます。

 

それでは、この状況に陥ってしまったらどうしたらいいのでしょうか?

 

世界中のクリエイターたちが、海外版2ちゃんねる「Raddit」でその対処法を教えてくれました。

(今回引用させていただいたURLを失念してしまいました…申し訳ありません!)

 

Dさんの答え

 

リラックス!ベートーベンの時から、みんなそうですよ。

 

Jさんの答え

 

より多くのジャンルを聞くのがおすすめです。

聞いている中で何か新しいジャンルを好きになって、感動して…

そしたら、もっと勉強したい、作れるようになりたいと思うようになりますよ。

 

Rさんの答え

 

自分の生き方ややり方を変える必要はないですよ。

あなたが今持っているものをベースにして進めるだけでいいんです。

 

雲の上の人だなぁと思うようなアーティストでも、彼ら自身が持つ影響力と「ひねり」を合わせているだけなんです。

 

全てのインスピレーションは、既存のアーティストから来ます。

 

「今まで誰も引いたことのないピアノのキー」なんてないですよね。

でも、「あなた」はもう1人存在するわけじゃない

そしてこれからも現れることはないですよね。

 

Mさんの答え

 

僕の昔のギターと音楽理論の先生が言ってくれたのは、

 

「どのコードの組み合わせもメロディーも、すでに使われたものの中にある」
「それらを自分なりに”ひねって”新しいものを生み出すのが大切」

 

ということでした。

 

I – V – VI – IVの”4コード”や、I – IV – Vのブルース進行を新しく書き変えることはできません。

でも、そこにあなた独自の色やアイデアを取り入れることはできますよね。

ユニーク・楽しい方法で特性やスタイルを合わせることは、物事を新しく見させることができます。

 

Aさんの答え

 

まずあなたが普段聞いている曲と、今あなたが作っている曲は完全に切り離して考えましょう。

そして、クソみたいな酷い曲を聞きましょう。

例えばSoundCloudで1000再生しかされていないような曲です…。

 

それを聞くと、「自分だったらもっといい曲が作れる」「自分よりも酷い曲を作ってる人がいるんだ」と、やや強引ですが、モチベーションを上げることができるようになるでしょう。

 

Jさんの答え

 

あなたにとってのゴールは「まだ誰も作ったことのない音楽を作る」ことであり、「あなたの好きな音楽を作る」ことではないのでしょうか?

 

僕は以前、「自分の好きな音楽制作を追求すること」が、最も自分にとってモチベーションとなることだと知りました。

僕は音楽が好きだし、もっと良い音楽を作れるようになりたいと思うから、練習し続け、音楽を作り続けています。

理論を勉強すればするほど、自分が好きな音楽制作に使えるツールが増えていきます。

「音楽は自分自身をどう表現するか」というものであり、もし他の人が同じようにすごいことをしたとしても、僕はそこから学べるものがある。

 

それに、彼らは「”僕”がどんな人間でいるか」ということは表現できません。

 

他の人と音楽をしていると、そこから生まれる楽しさを感じられ、作品はいつもユニークになり、何百もの可能性・感情を抱くことができます。

 

僕の憧れの音楽家は、1つのジャンルに決めつけたり、「今まで誰も作ったことのない音楽をやろう」と思っていませんでした。

彼らは、彼ら独自の表現方法に最も近いものを作ろうとしていました。

そして、彼らは自身が好きな音楽を作っていました。

 

Kurt Cobainは、ニルヴァーナの曲を作ることから始めたわけではありません。

彼はおそらく「カントリーロードを弾く方法」とか「マイナーペンタトニックスケールを他のギタリストのように弾く方法」から始めています。

 

技術不足から解放され、あなた自身を表現できるような方法を身につけられるようになるまでには、何年もの鍛錬が必要です。

作曲はたくさんの練習が必要な項目です。

 

「傑作を作ろう」とか「もう非の打ち所がないレベルのものを作ろう」というところからはスタートしないと思います。

これらの大切さを思い出すために、僕はいつでも一番最初に「傑作」として作った曲を聞き返してます。

 

まとめ

 

クリエイターなら一度は経験するネガティブな思考ですが、この言葉を聞いたらモチベーションが復活するのではないでしょうか?

特に最後のJさんの回答にある「ニルヴァーナの例」には勇気付けられますね。
これら6人の回答を胸にとどめ、ポジティブな気持ちで音楽制作に取り組んでいきましょう!

 

さらに作曲のモチベーションを上げたい方におすすめの本